「バガボンド」と「スラムダンク」の似てるシーン




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前回、井上雄彦先生の「スラムダンク」の主人公・桜木花道と、
「バガボンド」の主人公・宮本武蔵が共に発したセリフを紹介しました。

敢えて同じ言い回しにすることでの、セルフオマージュというかセルフパロディというか、
ま遊び心のようなものを感じたというようなことを書いたのですが、
実は、その他にもそう感じるシーンがあったので今回はそれについて。

好きな人が、とっくの昔にどこかに書いてるかもしれません。
わざわざ検索して確認とかしてません。
知ってる人は知ってるでしょうが、
まぁ、いいじゃないですか。

まずはバガボンドから。

詳しくは説明しませんが、
偶然、戦場で出会った宮本武蔵と佐々木小次郎。

それぞれ、成行き上、共に残党狩りと斬り合っています。

不意に二人の背中がぶつかります。

b001.jpg

瞬時に身を翻し向き合う両者。

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驚きの表情を浮かべる両者。

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再び背を向け合う両者。

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呆気に取られたような宮本武蔵でしたが、
もう戦闘モードの顔つきになっています。
伊東一刀斎曰く「敵ではない」と判断したのでしょう。
表情は見えませんが、佐々木小次郎も同様のリアクションをしていると思われます。


さて、このシーンを見て、既視感を覚えた方は多いのではないでしょうか。
続いてはスラムダンクからです。

同じく、詳しくは説明しませんが、
とある試合でのシーン。

s001.jpg

相手選手を意に返すことなく歩みを進める桜木花道。
その視線の先には、流川楓。

s002.jpg

バチィインッッ!という音が聞こえてきそうです。

s003.jpg

驚いたような表情を浮かべる両者。
(と言うよりも、ハッと我に返ったような表情、とでも言うべきでしょうか)

s004.jpg

そして、ぷいと背を向け合う両者。
背中が丸い。

全巻、最初から通して見てきた読者であれば、
二人の表情だけで楽しめるシーンです。


状況が違います。
キャラクターが違います。
井上先生が、こういうシチュエーションを好きっていうだけで、
偶然、似たようなシーンとなってしまっただけかもしれません。
しかしながら、遊び心であって欲しいと願い、ニヤニヤしてしまいます。


さて、前回も書きましたが、バガボンドは最終回を迎えていません。
これから「敵ではない」と背を向け合った二人が、恐らく斬り合うことになります。
そして、井上先生は命懸けで描いてくれているはずです。

スラムダンクは好きだけどバガボンドは未読の人とか、
読むのが途中で止まってる人がいたら、今のうちに読んで下さい。
時間を掛けてじっくりと、この漫画を観て下さい。
この凄い作品を、連載中に読めるっていうことは、有難いことなのです。
いや、連載は中断してるんですが…。

そして是非!「リアル」も読んで欲しいんです。
スコーピオン白鳥vs松坂マンバ、最高です。
車椅子バスケではなく、プロレスの試合です。
泣けます。
あと「バガボンド」の農業編も泣けます。

中途半端な説明のせいで何がなんだか分からない方もいるでしょうが、
気になったのであれば、読んでみて下さい。
きっと誰かに薦めたくなるはずです。


      
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