【麗子と両さん 第1回】 出会い編 (こち亀11巻「麗子巡査登場の巻」)




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連載終了後も「こち亀」人気は続いているようです。

というのも「こち亀」関連のキーワードを検索して当ブログへたどり着く人が多いのです。

その中でも「両津 麗子」「両さん 麗子 結婚」といったワードの人気の高さが目に付きます。


この二人、結局のところ(というか当然?)結婚には至りませんでした。

しかし、喧嘩をしたり意気投合したりと仲が良かったからか、多くの人にとって気になるカップルのようです。

かく言う私もその中の一人。

ということで、今回から【麗子と両さん】と題し、二人の付き合いを振り返ってみたいと思います。

第1回は出会い編です。






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当初、麗子巡査は寺井巡査の補欠員としての勤務でした。

こち亀好きには有名な話ですね。

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少し意地悪なことを言う中川巡査。

まだ青年実業家としての風格を現す前の、ちょっとヤンチャな頃。


「パパーッ」というクラクションに「ん☆」と反応する両さん。

往年のファンが言う「両さん」ではなく「両津」の頃です。

そして、いきなり衝撃の展開。


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ベティ・ブープと花柄が施されたミニパトが派出所内に!


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ブレーキが壊れたような暴走。

明らかに両さんを狙ってるように見えます。


「どこのどいつだっ 車ごとはいってきやがって!!」と怒り心頭の両さん。

ごもっともです。


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「チャッ・・」「バタム」と登場したのが秋本麗子巡査。

両さんと麗子が初めて出会ったコマです。

「車が勝手に飛び込んだ」と説明していますが、悪びれてる様子はありません。


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大きな目がパッチリで「ですわ」とお嬢様口調、そして花柄の背景。

よろしくね!


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派出所で婦警が勤務することに驚く戸塚巡査。

私はいわゆる交番勤務の婦警さんって見たことありませんが、地域によっては婦警さんも派出所にいるとか。


それに対し、器量がよければなにをやってもゆるす!という両さん。

器量が良い、分からない人は意味を調べてみましょう。

とりあえず、少なくとも当時の両さんは美人に甘いと考えていいかもしれません。


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「きたない」「よくこんなとこで生きていられる」と辛らつな言葉の麗子巡査。

たしかに銃痕、グラビアのポスター、なぜかペンやナイフが刺さっていたりと異様な内部。

言われた両さんは笑ってますが「こいつは・・・」という戸塚巡査の表情が印象的。


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車をどうにかしろと告げる中川巡査。

麗子と中川の初絡みです。

お互い、初々しい。


そして、この「手をケガした」ことが後々利いてきます。

いわゆる伏線です。



さて、麗子巡査は無事にパトカーを移動できるでしょうか。


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できるわけありませんでした。

結構な事故が発生してしまいます。

通行人を撥ねなくて良かったですね。


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「またぶつかった!!」

「美人でボイン(巨乳)だから許しちゃう」

と言う中川と両さん。

身内のことはともかく(よくないけど)民間人の被害に触れましょうよ。



「なにするのよ!」とお手本のような逆ギレをかます麗子。

「そっちがいきなりくるからだぞっ!」とド正論の被害者男性。



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前方不注意を注意する麗子に対し再びド正論を返す男性。

とりあえず無事みたいですし、怪我人がいなくて本当によかった。

しかし、そんな私の安堵を他所に、麗子巡査は男性を逮捕してしまいます。ガチャ


さすがの両さんも「いかに美人でもゆるせん!」と止めに入ります。

両さんのように発砲しないだけマシに思えますが、まぁ考え方の違いはありますよね。


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「相手は女です らんぼうはやめてくださいよ」

女性ではなく女と言う辺りに時代背景が見えてくる気がします。

あるいは、中川の若さを感じるべきでしょうか。


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「この人が悪い」と麗子巡査。

「悪いのはおまえのほうだ!」と両津巡査。

初期こち亀特有の、両さんが真面目な上司で、中川・麗子が問題児な部下という関係性が窺えます。


「まあ気にしないでください」と中川巡査。

冤罪による逮捕に関してのことだとは思うのですが、ぶつけられて「気にしないで」は無茶な願いです。

後に示談金を支払って和解成立に持ち込んだんでしょうかね。


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日本の交通道徳と化粧が落ちたことを嘆く麗子。

反省は皆無。

両さんが呆れるのも無理ありません。


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反省どころか、口紅の買出しに両さんを使いっ走らせようとする麗子。

「男のわしが口紅なんか買いに行けるか」と当然のように怒る両さん。


それにしても、「ねえーん」とか「だからぁ」という口調の麗子巡査は逆に新しい。

今だとオネエ口調とか言われそうです。ドンダケー


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「におうわよ・・・」と話を派出所の汚さに戻す麗子。

「男の汗と体臭」「男の世界」だと突っぱねる両さん。

しかし聞く耳持たない麗子さんは掃除するよう指示を始めます。

なんだかんだで言うことを聞く男性陣がいいですね。


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両さんに対して「あなた」って呼び方も新鮮です。

花を買ってくるよう頼みますが「墓参りに行くのか?」と返されます。

このタイミングで墓参りはないですが、壮絶なバカとは、また辛らつです。


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人の住む部屋らしくなった派出所内。

白黒なので色は分かりませんが、やっぱりピンクなんでしょうか。


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掃除し終わったのに、まだ臭うという麗子巡査。


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男性陣の制服を嗅ぎ出します。

クンクンとしてる横顔が可愛い。


「な・・・なんだよスケベ!」と嫌がる両さん。

両津、戸塚両名の制服が臭いの元凶だと指摘されてしまいます。


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「ちゃんと洗濯にだしとるわ!」と関西弁気味に反論しますが・・・


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なんと四年も前の話でした。

この話は11巻に掲載されているので、どうやら連載開始から一度も洗濯されてないようです。

(あくまで時間経過を現実に併せて計算した場合の話です)

麗子のズッコケ描写がいかにも昭和で素敵です。


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これには麗子もブチ切れ。

「今すぐ服をぬぎなさい!!」と出勤初日から上司に命令です。

さらに実力行使で服を脱がします。

「エッチ!チカン!」と大照れの両津巡査長。

すわ、セクハラか?というシーンですが、あくまで病気を心配してのこと。

自ら洗う、という献身性に関心します。なかなかできないことですよね。


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対して「やっつけてやりたい」だの「机にカエルを入れろ」だのと子供じみた発想のオッサン二人。

そりゃ、やられっぱなしにもなりますよ。


その後、下着姿のままでは風邪をひいてしまうということで着替える二人。

両さんはパジャマ、戸塚は浴衣に。

二人とも勤務中です。たぶん。


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何も知らずに洗濯から帰って来た麗子さん。

イタズラを仕掛けるため、両さんは席に座るよう促します。


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パジャマに着替えた両さんを見て麗子さんからひと言。

「あら~~両ちゃんのパジャマ 姿かっわいいじゃない」

あっという間に「ちゃん付け」されて呼ばれるようになってしまった両さんは思わずコテン。

そりゃそんな可愛いパジャマ着てれば・・・ですね。

以後、両さんは最終回までずっと「両ちゃん」呼びで、麗子から子ども扱いされ続けることになります。


それはそうと、イタズラを成功させるため「机の中に就任祝いのプレゼントが入ってる」と戸塚は嘘をつきます。

麗子は「あら そう!」と机を開けてしまいます。ガラッ


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「やった!」と喜ぶ子供な大人二名。

「きゃあすごい!!」と喜ぶ麗子さん。

手にはちゃっかり両印のがまぐち。

「ありゃあ わしの がまぐちだ・・・」と焦り「そりゃわしのだ!」と主張する両さん。

「くれるっていったじゃないの?」と麗子。

その表情から、からかっている様子が受け取れます。


そしてがまぐちを両さんに投げつけ一喝。


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ついには「女っぽいのは外見だけだ」と降参してしまいます。


そんな折、派出所の外にパトカーや機動隊員が駆けつけ騒然となります。

駆けつけた警官から近所で事件が発生したことが告げられます。


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脅える様子の麗子巡査を見て両さん復活。

先ほどまでイタズラに失敗し怒られてタジタジだったのが嘘のようです。


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発砲許可が下りたと伝える隊員。

わが派出所に任せろと両さん。

そんなパジャマに任せていいのか?


それはそうと、先の通り、射撃が得意な中川は手にケガをしています。


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ならばと両さんが挑みますが、あえなくハズレ。

犯人を逆撫でる結果となります。


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麗子が中川を怪我させたからこんな大事になったと怒る両さん。

他に射撃が得意な警官、機動隊員はいないのか、とツッコみたくなるのはさて置き。


怒った麗子巡査はライフルを奪い取りライフル魔に立ち向かいます。


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ライフルを構えスコープを覗く麗子巡査。

負けずにチャキッっと応じる犯人。

「やめろ!」と止めに入る両さんですが、次の瞬間には決着がつきます。





というところでこの記事はお終いです。

続きは単行本をご覧ください。

勝負の結果はもちろん、ちゃんとオチもありますよ。









 



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